飲食店・ホテル向け業務用紅茶の仕入れガイド:産地・品質・コストの徹底比較

飲食店で「美味しい紅茶」を安定して提供するためには、適切な仕入れ先の選択が不可欠です。しかし、業務用紅茶の仕入れには多くの落とし穴が存在します。

サラトナは1986年創業の喫茶店「ザイン」の紅茶事業を継承した会社です。浜松・鴨江(根上り松)で30年以上営業したザインでは、500客以上のカップ&ソーサーを揃え、紅茶を自社輸入し、コーヒーを自社焙煎、ケーキやパンまで自社製造していました。この現場経験をもとに、業務用紅茶の選び方を整理します。

目次

業務用紅茶の仕入れで失敗しないための3原則

原則1:品質の安定性を最優先する

業務用で最も重要なのは「毎回同じ品質」を提供できる点にあります。農産物である茶葉は年によって品質が変動するため、優れた仕入れ先は複数の産地・農園からブレンドすることで品質を安定させています。

サラトナはスリランカ・インドから直輸入した茶葉を日本の自社工場でブレンドしています。ASHBYS OF LONDONはヨーロッパの茶商がASHBYSの指導のもとブレンドした茶葉を輸入し、日本でパッキングを行っています。いずれも自社内で品質管理を完結させているため、安定した品質を維持しています。

原則2:用途に合わせた茶葉を選ぶ

業務用紅茶と一口に言っても、メニューや提供方法によって最適な茶葉は異なります。

用途推奨産地・種類理由
ストレートティーダージリン、セイロン(ディンブラ)繊細な香りと味わいを楽しめる
ミルクティーアッサム、イングリッシュブレックファストコクと渋みが牛乳と調和する
アイスティーセイロン(ルフナ)、ケニヤ冷やしても濁りにくい
アフタヌーンティーダージリン、グレイスアフタヌーンスコーンやスイーツとの相性が良い
フレーバーティーアールグレー、ピーチ、ストロベリー香りで付加価値を高められる

原則3:一杯あたりのコストを正確に計算する

業務用紅茶のコスト管理において、リーフティー(茶葉)の場合、一杯あたり3〜5gを使用します。

  • 高品質な業務用茶葉でも一杯あたり30〜80円程度
  • 提供価格が500〜800円であれば、原価率5〜15%と非常に優秀
  • ティーバッグと比較してリーフティーは一杯あたりのコストが若干高くなるものの、品質と顧客満足度が向上

効率的な一杯出しの方法

ハンドドリップスイッチを使った方法

HARIO等のハンドドリップスイッチを活用すれば、ペーパーフィルターで茶葉を包み、お皿で蓋をして3分蒸らすだけで紅茶が完成します。抽出後はペーパーフィルターごと茶葉を廃棄できるため、洗い物が大幅に減reductionし、オペレーション効率が向上します。

カプセル式マシンの活用

UCC ドリップポッド(DP3)などのカプセル式マシンは、ボタン操作のみで安定した品質の紅茶を提供でき、洗浄の手間も最小限に抑えられます。

2026年の紅茶市場動向

日本の紅茶市場は成長期にあります。財務省貿易統計によると、2025年の紅茶輸入量は前年比113%増を記録しており、コンビニエンスストア等での展開も進んでいます。

この市場動向を踏まえ、高品質な業務用紅茶の導入は店舗の付加価値向上につながります。

業務用紅茶のご相談はサラトナへ

サラトナでは、レストラン・ホテル・喫茶店向けの業務用紅茶をご提供しています。スリランカ・インドからの直輸入茶葉によるオリジナルブレンドから、ASHBYS OF LONDONの本格英国紅茶まで幅広く取り揃えています。

サンプルのご請求、業務用価格のお見積もりは、オンラインショップ(te.chatea.shop)または office@saratna.com までお問い合わせください。

業務用紅茶のランディングページ「tea.cha.info」もあわせてご覧ください。

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