2026年、日本の飲料市場で最も注目されているトレンドが「フルーツティー」です。キリン「午後の紅茶 FRUITS & ICE TEA」が日経トレンディのヒット大賞を受賞し、ゴンチャなどのティースタンドでも売上トップを記録。この波に乗り遅れている飲食店・カフェは、今すぐメニューを見直す必要があります。
私はスリランカとインドから紅茶を直輸入し、飲食店・ホテル向けに業務用茶葉を30年以上供給してきました。今回は、フルーツティーブームを業務用として取り入れるための実践的なガイドをお届けします。
なぜ2026年にフルーツティーが急拡大しているのか
フルーツティー人気の背景には、複数の要因が重なっています。
第一に、Z世代・α世代の「映え」需要です。色鮮やかなフルーツが浮かぶフルーツティーはSNS映えが抜群で、インスタグラムやTikTokでの拡散力が高い。第二に、健康意識の高まりです。人工甘味料を避け、天然のフルーツ由来の甘みを求める消費者が増えています。第三に、カフェイン調整ニーズです。フルーツティーはベースの茶葉を変えることでカフェイン量を調整しやすく、妊婦や子どもにも対応できます。
業務用フルーツティーの種類と仕入れ方法
| 種類 | ベース茶葉 | 特徴 | 1杯あたり原価目安 |
|---|---|---|---|
| ハイビスカスティー | ハイビスカス(ノンカフェイン) | 鮮やかな赤色。酸味が強い。ビタミンC豊富 | 15〜25円 |
| ピーチフルーツティー | セイロン(BOP)+ピーチフレーバー | 甘い香り。ミルクティーにも合う | 20〜35円 |
| ベリーミックスティー | ルイボス+ベリー系フルーツ | ノンカフェイン。子ども・妊婦対応 | 25〜40円 |
| シトラスグリーンティー | 緑茶+柑橘系 | さっぱり系。夏向け。抹茶ラテとの相性も良い | 20〜30円 |
| マンゴーセイロン | セイロン(PEKOE)+マンゴー | 熱帯系の甘い香り。アイスで映える | 25〜40円 |
業務用フルーツティーの仕入れで失敗しないための3つのポイント
ポイント1:「天然香料使用」か「人工香料使用」かを必ず確認する
市場に出回っている業務用フルーツティーの多くは、コスト削減のために人工香料を使用しています。健康意識の高い消費者が増えている現在、「天然香料100%使用」を謳えるかどうかは、メニューの付加価値に直結します。私がスリランカから仕入れているフレーバードティーは、天然のフルーツピールと花びらのみを使用しており、成分表示を輸入元として直接確認しています。
ポイント2:ベース茶葉のグレードにこだわる
フルーツティーの品質は、フレーバーだけでなくベースとなる茶葉のグレードで決まります。BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)グレードは水色が濃く出るため、フルーツの色と合わさって美しいビジュアルになります。業務用として大量に仕入れる場合でも、グレードを落とさないことが長期的な顧客満足につながります。
ポイント3:サンプルを必ず試飲してから発注する
30年の経験上、業務用茶葉の仕入れで最も多い失敗が「サンプルなしで大量発注して後悔する」というケースです。特にフレーバードティーは、香りの強さや甘みのバランスが商品によって大きく異なります。SARATNAでは、業務用サンプルを無料でご提供しています。
フルーツティーメニューの価格設定と利益率
フルーツティーは、適切な価格設定をすれば非常に高い利益率を実現できます。
| メニュー例 | 原価 | 販売価格 | 原価率 | 粗利 |
|---|---|---|---|---|
| ピーチフルーツティー(アイス) | 約45円(茶葉+氷+カップ) | 650円 | 6.9% | 605円 |
| ベリーミックスティー(ホット) | 約35円(茶葉+カップ) | 580円 | 6.0% | 545円 |
| マンゴーセイロンラテ | 約65円(茶葉+ミルク+カップ) | 720円 | 9.0% | 655円 |
一般的な飲食店の目標原価率30%と比較すると、フルーツティーの原価率は6〜10%と非常に低く、高利益率メニューとして機能します。
SARATNAの業務用フルーツティーラインナップ
SARATNAでは、スリランカ・インドから直輸入した茶葉をベースに、天然フレーバーを加工した業務用フルーツティーを取り扱っています。最小発注量は500g〜で、飲食店の規模に合わせた量からお試しいただけます。
▶ 業務用フルーツティーのご相談・サンプル請求:https://tea.cha.info
▶ 小売用フルーツティーのご購入:https://te.chatea.shop(公式オンラインショップ)
まとめ:2026年のフルーツティーブームは本物
フルーツティーは一過性のブームではなく、健康意識・SNS文化・多様な飲み方ニーズという構造的な変化に支えられた持続的なトレンドです。業務用として取り入れる際は、天然香料の確認・茶葉グレードの選定・サンプル試印の3点を必ず実施してください。
著者プロフィール:快斗(かいと)。スリランカ・インドから紅茶を直輸入し、飲食店・ホテル向けに業務用茶葉を供給するSARATNAの代表。30年以上の茶業経験を持つ。
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