「ただの冷たい飲み物」で終わらせるには、もったいない。
はじめに:その一杯、本当に体に効いてますか?
日本の夏は、まさに“サウナ級”。
喉が渇いたら、つい炭酸ジュースやスポーツドリンクを手に取ってしまいがちですよね。
でも、それだけでは体の奥までは潤っていないかもしれません。
そこで登場するのが、「アイスティー」。
冷たいだけじゃない。体にも、心にも、きちんと効く飲み物なんです。
アイスティーが夏に効く4つの理由
1. 抗酸化作用で、夏バテと戦う!
夏の紫外線は、体内に「活性酸素」を生み出します。
これが疲労や老化、肌荒れの原因に。
でも、紅茶に含まれるポリフェノール(カテキンやテアフラビン)がその活性酸素を除去してくれるのです。
実際、紅茶習慣のある人は、抗酸化力が高いことが報告されています(Journal of Nutrition and Metabolism, 2019)。
つまり、アイスティーは「飲む日焼け止め」。
2. テアニンで、夏のストレスをOFFに
暑さでイライラ、寝苦しさで不眠…。
夏は意外と、メンタルにくる季節です。
紅茶には「L-テアニン」というアミノ酸が含まれていて、これが脳のアルファ波を増やし、心を落ち着ける作用があります。
Frontiers in Nutrition(2020)によると、L-テアニンはストレス緩和と集中力UPの両立に寄与するとされています。
アイスティーを飲むとき、ふわっと香るあの香り。
あれこそが、心をほどくスイッチなんです。
3. 利尿作用でむくみスッキリ!
夏はクーラーや冷たい食事の影響で、体がむくみやすくなります。
特に女性には大敵…。
紅茶に含まれるカフェインには、穏やかな利尿作用があり、
体内の余分な水分や老廃物を出す手助けをしてくれます。
もちろん水分補給のバランスは大切。
水や麦茶と組み合わせて、アイスティーを“デトックス・ドリンク”として活用してみてください。
4. 腸内環境を整え、免疫力UP!
夏バテで食が細くなると、腸の調子も崩れがち。
紅茶のポリフェノールは、腸内の善玉菌をサポートし、腸内環境の改善に役立ちます。
腸は免疫の約70%を司る「第二の脳」とも呼ばれています(厚生労働省 e-ヘルスネット)。
冷たい紅茶を飲むことは、体の奥から夏を乗り切る力を育てることにもなるのです。
美味しく淹れて、もっと健康に
【基本】急冷式アイスティーの淹れ方
- 茶葉は通常の1.5〜2倍に
- 熱湯でやや長めに抽出(目安:4〜5分)
- 氷をたっぷり入れたグラスに一気に注ぐ
急冷することで、香りが逃げず、濁りも出にくいのが特徴です。
【応用】アレンジで楽しむ夏のティーライフ
- フルーツティー:レモン・オレンジ・桃などをスライスして加えると、見た目も華やか。
- ミントティー:清涼感と消化促進がダブルで嬉しい!
- スパークリングティー:炭酸水で割って、軽やかな泡立ちを楽しむ。
まとめ:夏にアイスティーを選ぶという、ひとつの“戦略”
アイスティーは、単なる飲み物ではありません。
それは、**夏の過酷な環境から体と心を守り、あなたを輝かせる“味方”**です。
どうせ飲むなら、意味のある一杯を。
この夏を“快適”にする選択肢として、アイスティーを冷蔵庫に常備してみませんか?
参考文献
- 日本紅茶協会 公式サイト
- Journal of Nutrition and Metabolism (2019), “Green Tea Catechins and Their Health Benefits”
- Frontiers in Nutrition (2020), “L-Theanine: A Unique Amino Acid of Tea with Health Benefits”
- 厚生労働省「e-ヘルスネット」
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